ある日、あなたの家庭のフライパンが壊れました。
店に並んだ、3万円のものと、2千円のもの、どちらを購入しますか?
いざ購入するとなると、3万円のフライパンの価格は、すごく高いと感じませんか?
料理が好きな私は、先日夕食を作りながら思ったのです。
「この鍋もう10年以上つかっているな~」と。
まだまだ使えて、おそらく一生使い続けることができるでしょう。
思い返せば・・・大中小の鍋とフライパンのセットで10万円以上したものです。
当時は高いけど、いいものを大切に永く使おうと思い勇気を出して購入したことを覚えています(笑)。
独身時代に2千円で買ったフッ素加工のフライパンが一年経たずに、フッ素加工がはがれ、使えなくなったことも思い出しました。
購入時は、3万円と2千円ですが、
一生使える3万円のフライパンと、1年ごとに買い替える2千円のフライパンだったら、あなたはどちらを購入しますか?
2千円のフライパンも1年ごとに買い替えると15年で3万円ですからね。
3万円のフライパンは、永い目で見ると、逆にコストはかかりませんし、永く使うことで愛着も湧きます。大切に使おうと思う気持ちもセットでついてきます。
ここまで考えると、3万円のフライパンが単純に高いとは言い切れないと感じませんか?
我慢して節約することはなかなか続けられるものではありませんが、家計の無駄を、工夫して無理なく減らしていくことは、継続できると思います。
フライパンの話のように、初期投資は高いですが、長期的な視点でみるとコストは安く、支出を減らすことにつながるケースは身の回りで意外と多いと思います。
見た目の金額が高い、安いだけではなく、使う頻度や期間も考えて、商品選びをすると、無理なく家計改善につながるのではないでしょうか?