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ゆたかに生きるヒント 

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先日、知人のお寺の行事に誘われ参加しました。今回は住職である知人の説法や、行事などで知った「ゆたかに生きるヒント」をご紹介したいと思います。

参加したのは「鬼子母神祭」と言われるもので、安産や子育ての神として祀られることの多い鬼子母神(きしもじん)を祀る寺院で行われる祭りです。知人のお寺の祭壇には、鬼子母神の像が祭られています。鬼子母神とは、もともとは多くの子供を抱えながら、他人の子供をさらって殺すなど、恐ろしい母親として知られていましたが、悟りを開き、仏教に帰依して、仏教の守護神となったとされています。

大国様からのヒント

もう一方の祭壇には、「大黒様」も祭られています。七福神でもお馴染みの大黒様は、食物や財福を司る神様で、「大黒天」「大黒さん」とも呼ばれます。一般的に大黒様の姿は、頭巾をかぶり、右手に打ち出の小槌を持ち、左肩に大きな袋を担いで、米俵の上にどっかりと座っているイメージです。気になるのが、肩に担いでいる大きな袋の中身です。一体何が入っているのでしょうか。気になって調べてみました。

大黒様の場合は、人間にとって最も大切な七つの宝物である「七宝(しっぽう)」が入っているそうです。

仏教の経典によると、金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、硨磲(しゃこ)、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)の7種、あるいは、金、銀、瑪瑙、瑠璃、硨磲、真珠、玫瑰(まいかい)の7種が収められているとのこと。

一説によると、寿命、人望、清麗、威光、愛嬌、大量などの精神的な宝が入っているというものもあります。人を豊かにするのは物質ではなく精神というわけです。

さらに住職が教えてくれたのは、大国様が笑顔の理由です。「笑顔」の人には、人が集まります。そうすると情報が集まります。ビジネスでうまくことが運ぶ情報かもしれません。情報が集まると、「失敗」するリスクを回避できることもあるし、チャンスをつかむことができるかもしれません。笑顔の人は、誰か人に紹介したくなります。そうすると人と人のご縁がうまれ、繋がりが産まれます。たとえうまくいかなくても、そんな時誰かが助けてくれるようになります。

笑顔は、袋の中の金銀・・・など目に見える宝物から、寿命、人望、清麗、威光、愛嬌、大量などカタチとして目に見えない宝物を運んでくれるというお話しでした。

お布施からのヒント

お布施の深い意味からもゆたかに生きるヒントがありました。現在は、葬儀や法事などの際、僧侶に読経などの儀式を執り行っていただいたことへの謝礼として、金品を渡すことを「布施」と呼ぶことが多いですが、本来はもっと広く深い意味があります。

仏教では、布施は「自分自身の心や行いを清め、善い結果を招く」という目的があります。お布施にもいろいろ種類があって、金品を施す「財施」、仏法を説く「法施」、恐怖を取り除く「無畏施」など、様々な種類があるそうです。

興味深いのは、財産がなくても実践できる「無財の七施」というものです。やさしい眼差し、和やかな表情、温かい言葉、身をもって奉仕する、他者を思いやる心、席を譲る、庇うなど、心の持ち方や行動で相手を助けることを指します。目に見える金銭だけのやりとりにとどまらず、お布施を経て、一人一人のあり方を探求することは良いヒントになりました。

「布施」は、仏教の基本的な教えであり、日々の生活の中で、心と行動を豊かにする大切な行いの一つと言えます。

未来は自分の「あり方」と「やり方」次第で、変えることができるし、夢や希望、目標を実現することができます。笑顔でコツコツ、マネーバランス的行動を積み重ねていきたいですね!

 

 

 

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