最近、家計簿を付けていると、子どもが成長するにつれ教育費、養育費が増えていくのを
ひしひしと感じます。
空手、そろばんといった習い事、週末のスノーボード、米の消費量UP・・・
この先、大幅UPを想定しています(笑)
私は、男の子3人の父親ですが、私自身も3兄弟でした。
私の両親は、よく3人とも大学まで行かせてくれたなぁと、自分が親になって更に
そのありがたみを実感しています。
金融広報中央委員会資料によると、現在、大学進学でかかる教育費は一番安い国立大学で
4年間で500万円、私立になると、プラス200~300万円かかるとされています。
下宿をするとなると、年間100万円が追加になります。
すごい金額ですね。
ただ、うらやましいことに、教育資金を準備する環境は、私の親の時代と、今とは
大分違っています。
1980年の郵便局の定額貯金の年利回りは何と11.91%!
元金100万円の場合、10年後に219万円となっています。
10年で2倍以上に増えていた時代です。
もちろん教育費も上昇はしていますが(インフレ)今では想像できませんね。
教育費を取り巻く環境だけではなく、雇用を取り巻く環境や、社会保障制度なども
今とは違っています。
比較しても仕方のない話ですが、今は今の環境で準備していくしかありませんね。
先日、新聞を読んでいたら、ある人のこんな言葉が書かれていました。
「風向きは変えられないが、
行きたい方向に帆を張るならいつだってできる。」
経済や、政治など、自分を取り巻く環境は一人では変えられないかもしれない・・・
しかし、行きたい方向が決まっていて、帆の張り方を知っていて、帆を張ることができれば
例え逆風でも進むことができるのですね。
自分が学生時代と、親となった今とでは、教育費を準備する環境は明らかに変化している
けれど、子どもが望む教育を受けさせたいという思いは同じ。
教育費を準備する上で、
いつ、いくら必要か?準備できる期間はどれくらいあるか?
親としていくらまで教育費を出すか、出せるのか・・・まずは把握することが
第一歩です。
ただ、人生に必要となってくるお金は教育資金だけではありません。
老後資金や、住宅ローンなども含めて、人生全体で、
計画(ライフプラン)を立てることが大切です。
あとは、帆の張り方(手段)を知り、学んで、帆を張って進む(実行)する。
私も子育てはまだまだこれから!!
子どもとの時間を楽しみつつも、しっかりと備えていこうと思います。