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高校入学準備と入学後にかかる費用はいくら?

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新学期が始まり、大人も子どもも新たな生活がスタートしたご家庭も多いのではないでしょうか。受験を終え、高校生になった子ども達の親にとっては、入学前の準備から高校3年間の費用、そして大学や専門学校への進学を想定し必要な教育資金の準備など考えることが多い時期だと思います。子どもが幼稚園、小学校のお父さんお母さんも子どもの成長はあっという間。高校入学準備と入学後の3年間にかかる費用について考えてみませんか。

高校入学前の準備しておくものは?費用はいくら用意すればいいの?

高校入学前に準備しておくものとその費用の内訳はこのようになります。高校入学前におおよそ20~30万円を準備しておくと安心です。

学用品・文房具類の費用(教材費、文房具) 5万円
通学で必要な備品類の費用(鞄、手提げバッグ、通学靴) 2万円
自転車(自転車通学の場合) 3~10万円
学校で使う備品類の費用(体操服・ジャージ・水着・体育シューズ、運動靴) 2万円
学校の制服(冬用、夏用)(ブレザー、ボトムorスカート、Yシャツorブラウス、ベルト、ポロシャツ) 7万円
バス、電車定期代 ?万円

これに加えて部活動をする場合はユニフォームや用具などにかかる費用も必要になってきます。バスや電車の定期代は通学経路によって違うので確認する必要がありますね。

高校に入学後かかる費用は年間これくらい。

【総額】高校に入学してからは費用は1年間でいくらかかるのでしょうか?実態を調査した「文部科学省の平成28年度の子どもの学習調査の結果」によると、公立高校で約45万円、私立高校で104万円となっています。公立高校では、学校にかかる費用は年間26万円程度です。塾や習い事などの学校外教育費が18万円を超えます。私立高校に進学した子どもは学費もそうですが、塾など学校外でかかる金額も大きいのが特徴です。

2010年度から、高等学校(公立)の授業料が全部、または一部相当額が支給されています。私立高校、高等専門学校も保護者の所得によって国公立高校授業料の2倍を上限に支給されています。

公立高校 総額 450,862
学校教育費 275,991
学校給食費 0
学校外教育費 174,871
私立高校校 総額 1,040,168
学校教育費 755,101
学校給食費 0
学校外教育費 285,067

【学校教育費】内訳は以下の円グラフを参考にしてください(文部科学省「平成28年度子供の学習費調査の結果」より)。公立高校では授業料の負担は少ないですが、通学や部活動などにかかる費用、学用品や実習材料費が中学校と比べてもかかるようになります。

高校の学費の内訳

【学校外費用】内訳は以下の通りです。(文部科学省「平成28年度子供の学習費調査の結果」より)小中学校と比べると子ども達はスポーツや音楽などの習い事はやめて、学習塾に通い塾費用として平均月1~2万円支出となっています。塾は科目数や回数によって費用は変わってきます。大学にかかる費用も想定し家計の現状を確認しながら塾の予算を決めていきたいですね。

小中高校・大学と進学すると費用は大きくなる。

幼稚園から高校までの学習費用の総額を公立と私立に分けてみてみると以下のようになります(文部科学省「平成28年度子供の学習費調査の結果」)。小中高と進学するにつれて費用は大きくなります。大学進学するとなると更に費用はかかります。お子さんが幼稚園、小学校であれば今から将来の教育費の準備をすることをお勧めします。

  • 進路(公立か私立か)によって費用は違う。
  • 小、中、高、大学と進むにつれて費用は大きくなる。
公立 私立
幼稚園 233,945 482,392
小学校 322,310 1,528,237
中学校 478,554 1,326,933
高校 450,862 1,040,168
公立 私立
高校1年 516,662 1,275,991
高校2年 471,549 976,188
高校3年 363,125 857,626
合計 1,351,336 3,109,805

現在大学短大への進学率は6割です。子どもが大学進学を希望する可能性は高いと考え、家計の現状を把握した上で、いくら準備できるのか?どこから出すのか?(貯金、保険、贈与、奨学金、教育ローン)高校入学時にはおよその想定はしておきたいですね。

将来の子どもにかかる費用を準備するポイント”今すぐ始める!”

上記の学習費用の総額を見ると、子どもが幼稚園や小学生のうちは学校等にかかる費用も少ない時期です。家計全体を見ても子どもが成長するにつれて食費・日用品などの「生活費」や「レジャー費」の支出も大きくなります。「子どもが小学校に入学したばかり」と思いがちですが、「大学に入学して、もっと早くから準備しておけばよかった」と後悔しないように以下の5つのポイントを参考にして今から準備していきましょう。子どもが高校生の場合は、子どもが大学や専門学校への進学を希望した場合、費用をどうするかを具体的に検討していきたいですね。

【子どもが幼稚園小学生の場合】

  1. 総額はいくらか、このままではいくら足りないかを把握する。
  2. 生活費、住宅費用や老後資金も含めてトータルで把握する。
  3. どう準備するか計画をたてる。
  4. 計画通りに準備できているか定期的に確認する。
  5. 子どもが小さいうちから準備する。

【子どもが高校生の場合】

  1. 大学に進学する場合、いくら必要で親としていくら準備できるかを想定しておく。
  2. 老後資金や住宅ローン、車や家電など他の支出を考え、優先順位をつける。
  3. どこからお金を出すか検討する。(貯金、学資保険、奨学金、教育ローン、子どもがアルバイト)

人生で大きな支出、教育費や住宅費、老後の生活資金などは急に用意できるものではありません。ただ何年後におよそいくら必要かはだいたい決まっています。備えは早ければ早いほど時間があり準備するための「手段」は多くムリなく備えることができます。ちゃんと考えて準備を始めようと思ったら早速スタートしてくださいね。

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