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お雑煮とマネーバランス

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2021年、新年を迎えて早くも1週間が過ぎました。みなさま今年はどのようなお正月を過ごされましたか?ちなみに私は実家の香川県には帰省せず北海道でゆったりとしたお正月を迎えました。家族で、餅をつき(餅つき機)、お雑煮を作って食べました。私の周りではいつもこの時期話題になるご当地雑煮。全国各地で特徴があって面白いのです。

お雑煮とは何か調べてみると、「餅を主な具とし、醤油や味噌などでだしを味付けたつゆをはった日本料理。世界的に見るとスープ料理の1つ。日本では正月に多く食べられ、地域や家庭によって違いがある」とのことです。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

お雑煮の成り立ちには諸説あるようです。雑煮は元来は武家社会における料理で、餅や野菜、乾燥食品などを一緒に煮込んだ野戦料理だったのではないかと考える説がその一つです。この説によれば、正月に餅料理を食する慣習は古代より「歯固」と言われるの儀式と結び付いた形で存在し、それと関連して発生した。雑煮は元は烹雑(ほうぞう)と呼ばれており、この料理が次第に武家社会において儀礼化していき、やがて一般庶民に普及したものだそうです。

ご当地雑煮

お雑煮を正月に食べる習慣は全国どこでもあるにも関わらず、そのお雑煮の内容はバラバラで地域によって大きく違います。今年は我が家は初めて北海道のお雑煮を作って食べてみました。(私:香川出身、妻:広島出身)

北海道は、過去に全国から開拓のために移住してきたという歴史もあり、北海道の中でも地域によって違うようですが、基本は鶏ガラベースの醤油味で、大根、ニンジン、ゴボウに角餅が一般的なようです。なかなか美味しかったです。

私の実家(香川県)で必ず正月に食べていた雑煮は、白みそベースに大根、ニンジンが入って、あんこ餅を入れて食べるというもの。私は小さいころから当たり前だと思っていて大好きなのですが、この話をすると「え~・・・」という反応がほとんどで、とても面白いです。白みそとあん餅のあまじょっぱい、なんともいえない組み合わせは病みつきになります(笑)

また、妻の実家(広島県三原市)は、あなごの雑煮です。広島では、かきの入った雑煮も知られていますが、同じ広島県内でも違うのですね。妻の実家ではあなごのだしが効いた醤油ベースのお雑煮です。同じ瀬戸内でも、香川と広島でこうも違うと雑煮で飽きることもないので助かります(笑)

その他にも私もの弟が住んでいる鹿児島では、えびのだしが効いた甘口醤油ベースだったり、新潟出身の友人は、親子雑煮といって、鮭の切り身といくらが乗ったとても豪華なお雑煮を食べるそうです。

汁に餅を入れて、お正月というハレの日を祝う食事をすることは、全国共通ではありますが、地元でとれるものであったり、食文化の伝わり方であったりで、地域特有の今のスタイルになったのだと思います。お雑煮から日本の食文化を考えることも正月ならではです。試しに作ってみるのも面白いかもしれません。

お雑煮からマネーバランスを考える

「お雑煮からマネーバランスを考える」などと・・・無理やり感は否めませんが(笑)考えてみると・・・

お正月というハレの日を祝い、その年も健やかでよい一年になることを願い食べるのがお雑煮だとすると、マネーバランスの相談は、自分と家族の夢や目標、思い描く人生のカタチの実現を願い実践するものだと思うのです。しあわせを願う本質的な願いや思いは同じだと思います。

しかし、実際には食べるお雑煮のだしの取り方や、味噌か醤油などのベースは違うし、入れる具や餅も地域によって違います。マネーバランスの相談も同じではないかと思います。一人ひとり夢や目標、思い描く人生のカタチは違いますし、家族や仕事、住む場所など、おかれている環境も違います。その人が得意なこと、好きなこと、やりたいこと、経験、人とのつながり・・・みんな違います。

好きな味付けで、好きな具を入れて・・・自分だけのオリジナルのお雑煮を創るように、マネーバランスの相談を活用しながら自分の人生を創っていきたいですね。本年も健やかな良い年になりますように!

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