時間というものは有限です。望む暮らしや夢や目標を持った人が、それを実現するために使うことができる時間は限られています。
誰もが自分自身の人生の生活経営者と考えると、限られた時間の中で何を優先的になすべきか?その選択と実行の積み重ねは、望む暮らしや夢や目標の達成に大きな影響を与えるでしょう。
何を優先的になすべきか?ヒントの一つは、読み継がれた古典にあります。今回は私自身が日々の暮らしの中で優先順位を決めるために参考にしたいことを、ドラッカーの「経営者の条件」から抜粋してご紹介します。ご参考にしてくださいね。
ライフプランの実現に向けて
望む暮らしや夢や目標を見える化したものが、ライフプランです。夏休みに海に行くのか山へ行くのかで、準備するものは変わってきます。優先順位をつける前に目指す方向性が定まっていないと、水着と登山靴、浮き輪と虫かごなど持っていくものがバラバラで、その時点でムダが発生してしまいます。
物事の優先順位をつける前提として、目指す方向性(ライフプラン)が定まっていれば、自ずとやるべきことが決まってきます。
では、目標を決めて取り組めばよいのでしょうか?私は目標を決めて達成したいイメージを具体的にして取り組む方ですが、なかなか実現しませんでした。
なぜ思うように成果がでないのか・・・成果の上がらない人は、ドラッカーによると
- 一つのことをやり遂げるために必要な時間を過小評価し、すべてがうまく行くと楽観する。
- 急ごうとする。そのために更に遅れる。
- 同時にいくつかのことをする。一つのことにまとまった時間をさけない。
これはまさに以前の自分で、早く結果をだそうとあせって、あれもこれも手を出していたことを思いだします。結果一つの事も実現できずに時間が過ぎていくという状態でした。
裏を返せば、成果を上げるためには「時間的にも余裕をもって取り組む」「ゆっくり進む」「一つのことに集中する」ということです。これが一つ目のヒントです。
過去を計画的に廃棄する
過去を廃棄する???どういうことなのでしょう。
人間生きていると、どうしても過去のしがらみというものがついてきます。人との付き合いだったり、目標の達成に影響を与えることのない過去からのルーティーンワークだったり、意味は見いだせない決まり事だったり・・・
ドラッカーはこう言っています。今日の資源を明日のためにつかわなければならない。昨日の成功は非生産的となったあとも生き続ける。目標を実現という成果を上げる人は計画、活動、仕事、やるべきことを常時点検する。
私の知人は、定期的に自分のやってきたことを振り返り、時に継続してきた10の項目のうち多いときは8つをやめる。8つの過去を廃棄すると言っていました。事実、知人は望む成果を得ています。
優先順位の決定の原則
ここで分からなくなるのが、継続するものと廃棄するもの、継続するものも何から優先的にやていけばいいかという優先順位のつけ方です。どう判断していいか迷います。ドラッカーはそこには原則があると言っています。
- 過去ではなく未来を選ぶ
- 問題ではなく機会(チャンス)に焦点を合わせる
- 横並びではなく独自性を持つ
- 無難で容易なものではなく変革をもたらすものを選ぶ
自分が選択に迷った時、行動しようとするとき、自分の選択肢が「未来」「機会」「独自性」「変革」のキーワードがあるか?それらのキーワードがないものはやめる。つまり劣後順位を決めるということです。
自分の望む暮らし、夢や目標の実現に向けて行動しようとするとき、4つのキーワードがそろったものを優先的に取り組むことにより、その実現は早く自分の手元に近づいてくるのではないかと思います。
最終的には勇気と覚悟
経験もあり、やることも分かっていることを継続することは楽です。それをやめることは、特に組織にいて人とのしがらみがある場合、労力を必要とするケースもあるでしょう。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、優先順位の高い「やるべきこと」を選ぶことはある意味勇気と覚悟が必要かもしれません。しかし、その先にあるのが、自分自身の望む暮らしや夢や目標の達成、つまりライフプランの実現であったなら、自ずと勇気と覚悟が湧いてくるように思います。
誰しも時間は有限です。やれることも限られます。優先順位を大切に毎日を楽しく夢や目標の実現に向けてすごしていきたいですね。マネーバランスドクターとして、陰ながら応援していきたいと思います!