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みんなの’’しあわせ’’を考えると・・・

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こんにちは。コロナの影響で札幌市の公共の施設はほとんど閉鎖され・・・私の大好きな図書館も利用できない状態です。早く予約した本を読みたいです。ちなみに、どんな本を読んでいるかというと、ここ一年は哲学にハマり、西洋哲学から東洋哲学、古典から近代のものまで幅広く借りて読んでます。

私の20代30代前半は、教養のための歴史書や哲学書なんて、時間の無駄だと思っていて、「○○の成功術」といったビジネス書を猛烈に読んでいました。成功のための「やり方」を追い求めて本を読んでいましたが、今は私自身の「あり方」を深める哲学にハマっている・・・年のせいでしょうか(笑)

私自身の過去を振り返ってみると、本の傾向だけではなくて、およそ10年サイクルで自分の価値観や生き方は変化しているようです・・・

自分のことだけ考えていた時代

振り返ってみると、20代や30代前半は「自分のことだけ」考えていました( ゚Д゚)。「自信を持つ」ということは、他の人より優れた部分を自分の中に多く持つことだと思っていたので、学生時代は勉強は嫌いでしたが、成績順位を上げるために勉強していましたし、スポーツも、水泳やバレーボール、自転車競技なども、他の人より速くなるため、強くなるためにやっていました。

他の人はライバルなので、人のために何かをしてあげるとか、自分の時間を使おうという気持ちはあまりありませんでした((+_+))。その時、その時で一生懸命なのは今も変わりませんが(笑)、当時は自分に自信を持たせてあげることに必死でした。人より自分が優れていると思えるその瞬間だけ自信があり、自分を肯定できていたように思います。

気づき

考えてみると「自信=優越感」の構図が自分の中でできていたんですね。この構図の恐ろしいところは、優越感と劣等感はセットだということです。自分のことだけを考えて優越感(自信)を求めた結果、ほとんどの時間が劣等感にさいなまれていました。つまり自信がない状態。

この世の中、上には上がいます。勉強だって、スポーツだって、サラリーマン時代の営業成績だって・・・劣等感をもって、自信がない時間が多かったです。私は、劣等感を克服するために必死でもがいていたので、今振り返るとそれでよかった!と思えるのですが、しんどい時間は多かったです。

私は製薬会社で営業を18年間やりましたが、成績は悪い期間が長かった・・・頑張っていましたが辛かった( ゚Д゚)。30代前半は朝早くに出勤して、家族が寝てから帰宅する毎日。成績を上げて給料を上げることが自分のためにも、ひいては家族のためだと思っていました。

サラリーマン時代の終盤、たくさんの人のおかげで、すごい営業成績を収めることができました。表彰されたり、みんなから賞賛されたり・・・山の頂上にたったら、私は「自信に満ち溢れ、私も家族もしあわせ」だと感じるだとうと予測していました。しかし感じたのは「虚無感」。ほんとに人間って面白いです。自分のこと分かってなさずぎて(笑)

本質的に、私が求めているのは、他の人との比較で得られるものではなかったんです。

自分だけよくても(その自分さえよくできなかったのですが・・・)、私の場合はハッピーではありませんでした。自分も含め家族や関わるみんながハッピーであることが本質的に私が求めているものだと気づきました。

学びと経験のすごいところ

マネーバランスと出会ったのが、30代前半です。サラリーマンで上記のような経験をする一方で、マネーバランスでライフプランを創り、実践することで、自分と向き合う時間をもったことが「気づき」のきっかけになったのだと思います。学びと経験を繰り返した結果じゃないかと思います。

自分を動かしているのは自分の中の常識です。私の場合「自信=優越感」という、当時は自分すら客観視できなかった自分の中の常識に動かされていたわけです。こういう学びと経験をすると、今の自分の常識を客観視する知恵を得ることができ、自分の中の常識をいったん疑うという思考を手に入れることができました。

ニーチェもこう言っています。「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」

自分の常識を言い換えると、それは自分の「解釈」になります。誰しも一人一人が違った色眼鏡で世の中を見ており、同じ「事実」を見ても、しあわせと感じる人もいれば、不幸だと感じる人もいるということです。せっかくなら’’しあわせ’’と感じる「常識」を持ちたいものです。

常識を変えれば、見える世界が変わるとも言いますからね。

私は、自分の中の常識を変える方法は、学びを経験だと思います。その学びを経験を得るためには、時間とお金を学びと経験に投資することだと思います。何もしなければ、一生変わらず「自分の常識」に縛られ、自分の常識の世界の中で人生を終えることになるのではないでしょうか?

自分も含め、家族や関わる人がみんなハッピーになるため、自分も家族も、時間とお金を学びと経験に投資していきたい、そんな応援ができたたらと考えています。

みんなのしあわせを考えるマネーバランス

マネーバランスの相談では、パートナーや子ども、親や孫の「どうなりたいか?」「どこへ向かいたいか?」をベースにライフプランが作られます。

「一人勝ち」の行きつく先は、「独りぼっち」。「自分さえよければ」では、「自分さえしあわせになれない」。あくまで私の経験から個人的にそう思います。自分も含め、家族や自分に関わる人のしあわせを考えてライフプランを創り、行動して、定期的に振り返る(家計決算)。その先に自分がしあわせと感じる未来があるんじゃないかと思います。

コロナ禍で、自分の人生に向き合う人も増えていると言われます。自分と家族の今と将来のために「時間」と「お金」をかけて、「どう向き合って、具体的に何から行動していけばよいか」知りたい、実際に行動したいと思われた方は是非ご相談ください。

マネーバランスドクターに相談されているお客様は、自分を取り巻く環境や自分の価値観の変化を確認しつつ、継続してほしいと思います。自分の人生にマネーバランスの考え方、実践を取り入れてしあわせな人が増えることが、私自身の’’しあわせ’’につながると信じています。

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