みなさんはこんな経験や感情をもった経験はありませんか?
- もっと毎日の食事に気を付けていれば病気にならずに済んだかも・・・
- スマホやテレビ、ゲームの時間を減らしておけば目が悪くならずに済んだかも・・・
- もっと日ごろから筋肉をつけておけば、腰痛にならずに済んだかも・・・
- もっとご近所づきあいをしていれば、困ったときに頼れたかも・・・
- 日ごろからスキルアップのために学んでおけば仕事の選択肢が広がったかも・・・
- 若いときから家計管理や資産管理、危機管理をしておけばお金に困ることはなかったかも・・・(マネーバランスのお客様はないかもしれませんが(笑))
これらはいわゆる「後悔」ですね。要は「やらなかった」「やってこなかった」から「起こった未来」です。私もあります(笑)
人は日々「起こった未来」、つまり今の「問題」にお金や時間を費やして問題の解決を図ることが少なくはありません。問題解決や後悔という感情は「経験」として次に活かすことができれば、それ自体は悪いことばかりではないと思います。
起こらなかった未来とは?
一方、こんな経験や感情をもった経験はどうでしょうか?
- 少々お金や労力をかけても食事に気をつけてきたから健康でいられる。
- スマホやテレビ、ゲームの時間をコントロールしてきたから、視力低下も抑えられている。
- コツコツ筋トレを継続したから腰痛や肩こりにならずに済んでいる。
- ご近所さんとコミュニケーションをとってきたらいざという時困らなかった。
- スキルアップのために学んできたので仕事の選択で困ることがなかった。
- 家計管理や資産管理、危機管理をしてきたからお金に困っていない。
これらは、前の「起こった未来」に対して「起こらかった未来」です。
「起こらなかった未来」は「起こった未来」に対して、「現実」ではありませんし、起こっていないので評価のしようがありません。後悔という感情もありませんので本人にとってインパクトはないと思います。
起こった未来は、過去を振り返って、「○○していればよかった」「もっと早くから取り組んでいれば」と自ずと反省しますが、「起こらなかった未来」は何事もなく流れていきます。
起こらなかった未来を評価する?
定期的に「今」と「過去」を振り返って「評価」することで初めて、「○○してきたからこそ困らずに済んだ」「早くから取り組んだからこそ困らずハッピーに過ごせている」と実感できるし、「だから継続しよう」「やってみよう」を次の未来につながるのだと思います。未来に○○が起こらないように今行動することはいわゆる「予防」ですね。
「予防」という名のつくものはとても地味です(笑)
予防・防止・防備・防衛・防戦・防御・防寒・防水・防臭・防毒・防犯・防空・防人(さきもり)・防風林・防雪林・防腐剤・国防・辺防・海防・消防・水防・砂防・警防
たくさんありますが、やはり地味ですね。何か起こらないことが当たり前ですから。
しかし、「起こってしまった」ことを解決するための莫大な労力や時間やコスト、「起こってしまった」こと自体の損失を考えると「予防」に時間やコストを割く方がよほど効率的です。
だからこそ定期的に「今」と「過去」を振り返って起こらなかった未来を評価したいですね。
みなさんは、「やっててよかった~」「やったからこそ今がある」と思えることはいくつありますか?ついつい「起こったこと」に対する感情に支配されがちな日常ですが、「起こらなかったこと」に目を向けると、自分もやってきたと自信になるかもしれません(笑)
「起こった未来」を創造する
今、東京オリンピックが開催されていますが、出場選手は、オリンピックに出場している時点ですごいことですし、ましてメダルをとるなんて本当にこれまでの努力は私なんかには想像できません。
「オリンピックに出場する!」「オリンピックでメダルととる!」その目標のために、日々のトレーニング、生活、モチベーションやメンタルのコントロール、協力者との連携など計画をたて、オリンピックの延期という状況にも対応しながらオリンピックに出場、そして結果につながっているんだろうと思います。
望む未来の姿を明確であるので、結果が出たかどうか評価は明確ですね。生活の中では起こらないようにする予防も行いながら、個人的にはそれだけでは満足したくないので、自分が望む「起こった未来」を創造していきたいです。
まとめ
マネーバランスでは、家計管理や資産管理、危機管理を継続し、家計決算で振り返り、結果とやってきたことを評価します。[起こった未来」「起こらなかった未来」「自ら望む未来」これらのバランスをとりながら実践し、定期的に評価します。
継続してきたからこそ、「今○○が起こった!」「起こらず済んだ!」と楽しく実感しながら生活していきたいですね。