- 何のために勉強するの?
- 学校は何のために行くの?
- 大人は何のために働いているの?
小学性の三男がたまに聞いてきます。みなさんは子どもにこう聞かれたらどう答えますか?そんな時、正解かどうかはおいといて、私なりの考えを伝えています。個人的には「学びやその行動で意味のないことはひとつもない」と思っています。数学の微分積分を直接使うことは日常生活で使うことはないにしても、解答に至る思考のプロセスのトレーニングは将来役に立つといった具合です。
何のためにお金の勉強をするの?
近年は学校の授業でも、金銭教育が導入され、授業でも生活設計や投資などについて触れる機会もあるようです。私は「お金の学びと実践」は自分や家族の人生をゆたかにしてくれるものだと思っています。お金という道具をどう使うか?お金自体は、いいものでも悪いものでもありません。使い方次第で、自分や家族に「しあわせ」をもたらしてくれますし、一転、使い方次第では、人間関係に亀裂が生じたり、不幸せになることもあるのではないでしょうか?
特殊詐欺や消費者トラブルについても、先日ブログを書きましたが↓学んで知っておくことは、そういったお金に関するトラブルから自分や家族を守ってくれます。https://hatarakufp.com/okanenokikikannrikouza/
マネーバランスの考え方と実践の学びと実践の習慣が身に付くと、自分の人生をゆたかにするために、お金の「使い方、増やし方、守り方、譲り方」を生活の中で実践することで、コツコツと望む人生は実現していきます。
宝くじが当たるとみんな「しあわせ」になる?
先日、アメリカで宝くじが当選した人とその家族の顛末を書いた記事を目にしました。結論からいうと、宝くじに当選しなかったほうが、その人も家族も幸せだったんじゃないか?と思うような悲惨な顛末でした。なんでそうなったんだろう?そうならないために、どうすればよかったのだろう?いろいろ考えてみました。
これは私の個人的な分析結果なので、正解かどうかはわかりませんが・・・
- 宝くじに当選する
- 仕事を辞める→人的資本が欠乏(仕事に関する知識や技術が積み重ねられることなく、逆に減少する)
- 人にたかられる→縁を切る。社会的資本の欠乏(人とのつながりが希薄になり、いざという時に助けてくれる人が少なくなる)
- 管理できない→支出の増大(まとまった大きなお金で気持ちが大きくなり、身の丈にあったお金の使い方ができなくなる)
- 資金の欠乏→人的資本、社会的資本もない(いづれお金は底をつき、働くことも人に頼ることも難しくなる)
- 精神的、身体的不調→精神的ストレスから健康を害る。
しあわせ持ちを目指すには?
反面教師の宝くじの例えと分析から、「どうしたらしあわせ持ちさんになれるのか?」「望む人生を実現していけるのか?」考えてみると、結局、知ることと実践することだとおもいます。自分の暮らしや人生をどうしていきたいか?そのために道具の一つとしてお金をどう活かしていくのか?人によって夢や目標、価値観も違いますから、そこは自分で学んで考えていくしかないと思います。金融資産、人的資本、社会的資本のバランスをとりながら、自分が思う暮らしや人生を実現していきたいですね。