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人生を「ゆたか」にする資産づくり

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コロナウィルスの感染拡大に関して、まだ油断は禁物ですが少しづつ終息の方向に向かっているように感じます。感染拡大防止策から生じた経済的ダメージも大きく今後の自分の将来について改めて考えさせられている人も多いのではないでしょうか?

「こんな生活がしたいな~」と、今と将来の自分の生活を考えるとき、広~い意味での「資産づくり」について考えてみました。

「資産」って何?

改めて「資産」って何?と聞かれたら、あなたはどう答えますか?お金?貯金?家?土地?・・・調べると以下のように書かれてあります。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

「資産」:会計学用語であり、財務会計および簿記における勘定科目の区分の一つ。会社に帰属し、貨幣を尺度とする評価が可能で、かつ将来的に会社に収益をもたらすことが期待される経済的価値のことをいう。広義では、経済主体(家計、企業、政府)に帰属する金銭・土地・建物・証券などの経済的価値の総称のことをいい、一般的用法ではこの意味で用いられる。

「資産形成」:文字通り、資産をつくること。「貯蓄から資産形成へ」のスローガンは、一般家庭の家計の資産を示す。

「資産運用」:効率的に資産を増やしていくこと。様々な企業が資産運用に関するサービスを提供している。

世でいう「資産」は、ほとんどの人がイメージするとおり、お金に換算できるものですね。全くそのとおりですし、お金は大切です。ここでちょっと視野を広げて考えてみたいと思います。自分や家族のゆたかな生活の実現のための「資産」とは何でしょうか?ではその資産はどう創っていけばいいのでしょうか?

私の考える広ーい意味での「資産」はこうです

「資産」:この漢字を分解すると、「次の貝(価値あるもの、お金など)を産む」となります。私の考える広ーい意味での「資産」は、自分の生活をゆたかにしてくれるために「価値を産むもの」です。

では、あなたの思い描く理想のゆたかな生活はどんなものでしょう?想像してみてください。すでにライフプランを作っている人は、自分の思い描くゆたかな生活は具体的にイメージしたことがあると思います(^^♪

次に、そんな自分の思い描くゆたかな生活を実現するためには何が必要だと思いますか?ここで頭に浮かんだものが広ーい意味での「資産」だと考えています。

【例えば私の場合】

  1. 年齢を重ねておじいちゃんになっても、仕事や家庭菜園、山登りや水泳を続けたい。そのために頭と体がづっと健康で元気であり続けたいと考えています。この場合、私にとってのゆたかな生活を実現する「資産」は「体力・健康」だと考えています。
  2. 自分も子ども達も好きなことをとことん追求したいし、してほしい。スポーツであったり、旅であったり。好きなことをやり続けるために「お金」が必要になります。「経験」という価値を生み出すための「お金」は「資産」だと考えています。
  3. 私の趣味は、人生をゆたかにするためにいろいろなことに挑戦すること。家庭菜園での野菜づくり、料理、キャンプ、スポーツ(水泳、自転車、山登り、スノーボード)などなどです。好きなことを、好きな人と一緒に楽しみたいと思っています。そんな価値を共有できる「人とのつながり」は、私の人生をよりゆたかにしてくれる「資産」だと考えています。
  4. これまでの経験上、楽しい経験も、逆に辛く悲しい経験も、私の人生をゆたかにしてくれます。特に失敗して辛く悲しい経験は、新たな難題を乗り切るパワーに変わり、より人生をゆたかにしてくれます。これまでの「経験」は貴重な「資産」だと考えています。
  5. これから、私は100歳まで生きる可能性は大いにあります。その分、生きるために必要なお金も増えます。一方、少子高齢化に伴う社会保障費の負担率は増大し、税負担率は上昇しています。病気になるかもしれません。今回のコロナの感染拡大のように予期せぬできごともあるかもしれません。これからの人生そのような「変化」に対しても柔軟に適応してゆたかな生活を続けられる「知恵や技術」は「資産」だと考えています。

みなさんも自分の思い描くゆたかな生活と、それを実現してくれるもの、「資産」について考えてみてくださいね。では、そんな「資産」はどうやってつくっていけばよいのでしょうか?

 

私の思う「資産づくり」は

私の思う「資産づくり」とは、こうです。

思い描くゆたかな生活を、思い描くだけではなく(笑)、具体的なライフプラン(人生設計)にして「見える化」すると、実現に近づきます。言い換えると、自分の思い描くゆたかな生活には、どんな「資産」があればいいのか?どんな「資産」がゆたかな生活を実現してくれるのか?考えればいいと思います!

今日、今月、今年・・・何をやったら、その「資産」を作ることができると思いますか?

【例えば私の場合】

  1. 「体力・健康」:野菜づくり、ときどき山登り・水泳・自転車、週に1回のヨガ教室。継続した積み重ね。
  2. 「金融資産」:収入を増やす(お客さんへの貢献、仕事の工夫)、資産を増やす(資産運用など)、ライフプランと結果検証の繰り返し。
  3. 「人とのつながり」:家族のつながり、仕事のつながり、自分の好きなことを共有できる仲間とのつながり
  4. 「経験」:「資産づくり」の過程で経験することすべて(成功も失敗も)、やったことのないことをやってみる。
  5. 「知恵・技術」:人から聞いたこと、本で読んだことを、実際に思考錯誤して行動した結果(成功や失敗)身についていく。

人生100年時代、老後の2000万円をはじめ世の中には情報が溢れていますが、自分の思い描くゆたかな生活が「金融資産」だけあれば実現できる人はほとんどいないのではないでしょうか?耳から入ってくる情報ではなく、自分はどうしたいか?を考えて今日、今月、今年・・・「資産づくり」に時間やお金を使うことであなたの思い描くゆたかな生活は実現するし、継続できると思います。

マネーバランスの相談は広ーい意味での「資産づくり」

マネーバランスの家計相談、継続的実行支援は、広ーい意味での「資産づくり」とも言えます。例えば・・・

  • 「金融資産」:ライフプランを作ることで、今と将来のライフイベントで、何にいついくら必要か分かります。保険、ローン、貯蓄・運用の金融の役割分担をし、効果的な金融商品の組み合わせを考えて「金融資産」をつくっていきます。
  • 「人とのつながり」:夫婦、家族で、それぞれが思い描くゆたかな生活は違うこともあります。お互いに思いを確認しながら、家族全員がゆたかさを感じることができる生活を目指し行動することは家族のつながりという「資産」を積み上げていきます。
  • 「経験」:自分が思い描くゆたかな生活とは何か?を考えること。ライフプランで具体的に数値化すること。家族の思いを共有すること。万が一のことを考えること。ライフプランどおりにならないこと。どうやって改善するか考え、やってみること。家族に大きな環境変化がありライフプランを変更すること。すべてが「経験」という「資産」が積み上げられています。次に何かあっても右往左往することは
  • 「知識・技術」:資産運用がうまくいったとき、うまくいかなかったとき、自分で判断、対処することができる。家計管理ができる。金融の仕組みが分かり、自分に必要な商品を選択できる。病気やケガ、事故へ最良の対処ができ、保障のために自分で備えをすることができる。

マネーバランスでは、相談する時間と相談のためのお金を自分の将来に投資し、「金融資産」「人とのつながり」「経験」「知識・技術」といった、広ーい意味での「資産」を積み重ねているといえます。

「資産」が積みあがったその先には、みなさんが思い描いたゆたかな生活の実現、その継続が待っています(^^)/

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